幸せをわきまえる

人は、自分が幸福であるだけでは満足しない。他人が不幸にならなければ気がすまないのだ。

~ ルナール(詩人・劇作家) ~

自分が幸せであるならばそれでいいはずなのですが、どうしてもそれだけでは納得しない人がいます。

傍から見ると幸せそのものなのに、なぜか納得しないというか、不幸だと言い続ける人のことです。

人それぞれの考え方の違いだとは思いますが、問題となっているのは、無意識のうちに他人と比べていることに他なりません。

上を見ればきりがないし、下を見てもきりがない。
そもそも「人と比べること自体に意味がない」ということに気がつくべきです。

どれだけ手を広げても、抱きしめられる人数は限られています
心も同じように、どれだけ多くの人を気にかけようとしても、心の底から心配できる人数は限られてしまうものです。

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つまり、他人の不幸を願うくらい心や体に余裕があるのなら、もっと自分が幸せになるために時間を費やした方が有意義です。

そもそも、あなたが不幸を願ったところで、相手が不幸になる保証はどこにもありませんし、不幸にならない様子にイライラするほどストレスが溜まっていくだけです。

そんな不毛な時間を過ごすほど、人生は長くはありません
自分が幸せだと感じているのなら、それで十分。他に何を望むことがあるのでしょうか。

人と比べなくなると、驚くほど自分の事に集中できるようになります。
自分の心と向き合うことで、本当の幸せは何かわかるようになってきます。

誰かの目を通した評価しか信じられないのなら、もっと自分自身を信じてください。
あなたが幸せだと感じるのかどうかが一番重要なことです。
周りと比べる必要なんて、まったくありません。

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