食べるということ

食欲以上に真実である執念はない。

~ ジョージ・バーナード・ショー(劇作家) ~

おいしそうにご飯を食べる人は、見ていてとても気持ちがいいものです。
食欲は、人間の欲求の中で、一番わかりやすくかつ生きるために必要な欲求です。

普段から食を大事にしているのであればいいのですが、忙しすぎたり疲れていたりすると、どんどん食に対して興味が失われる場合があります。
そうなると、ご飯を抜いてしまったり、適当なもので済ませようとしたりしがちです。

でも、改めてここで考えていただきたいのですが、「食べる」ということは「生きる」ということです。

どんなに人間が日光を浴びたとしても、植物のように光合成で栄養を作り出すことはできません。
人間が栄養を摂るためには、必ず何かを食べることが前提となります。

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あなたの口にしたものが、あなたの体を作っていくのです。
いつもいつも「精進料理を食べなさい」と言っているわけではありません。
ただ、自分自身の体の事を意識することも、たまには必要だと覚えておいていただきたいのです。

おいしいものを食べると、人間は幸せな気持ちになります。
体に良いと言われているものを食べると、なんだか体のために良いことをしたような気分になります。

食べるということが日常の一コマであるのは確かなのですが、改めて考えてみると、自分の体を作っていく神聖な行為でもあります。
命をいただくことへの感謝の気持ちを忘れてはいけません。

自然の恵みに育まれ、生産者がそれを収穫し、おいしくなるようにと願いながら調理された料理。
あなたの口に入るまでに、色々な想いが詰まっているのです。

最近、食事に気を使ってなかった人は、ちょっとだけ自分の体の声を聞いて、健康的な食事をしてみましょう。
食材の命を尊び、感謝の気持ちと共に食べるご飯は格別です。ぜひ実践してみましょう。

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