美しい人とは

美しい姿は美しい顔に勝り、美しい行いは美しい姿に勝る。

~ ラルフ・エドワード・エマーソン(アメリカの思想家) ~

「美しくなりたい」という思いは、女性であれば一度は誰もが経験するはず。
男性であれば「かっこよくありたい」と思うことと全く同じです。

「美しい」という言葉は、外見だけを表しているわけではありません。
心や立ち居振る舞いにも、その人柄が表れるのです。

どんなに素晴らしい容姿を持っていたとしても、その心が美しくなければ、何の意味もありません

純金の女神像金メッキの女神像の違いみたいなものです。
いくら良くみせようとしても、本質的な価値はほぼありません

人は誰でも年を重ねていきます。
外見的な美しさは、年齢とともに失っていくことは世の習いです。

ですが、その分、若い時には表現できない美しさを手に入れることが出来るのです。
その美しさは、傷つき・悩み・苦しみながら、それでも人の道に外れずに生きた人だけが得られるものです。

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若いからこその美しさ。
年老いたからこその美しさ。
どちらもかけがえのないものです。

外見の美しさにこだわってしまうと、外見の美しさにこだわる人しか集まってきません。
そういう人は、外見の美しさが損なわれたらすぐ離れていくことでしょう。内面に興味はないのですから。

内面の美しさがあれば、その心に惹かれて同じく内面が美しい人が来るでしょう。
どんな困難があったとしても嘆かず人を蔑んだり乏しめることを良しとしないことは、他の誰でもなく自分のためです。

もし、素晴らしい人と出会いたいのであれば、自分がその人に相応しくならなければいけません。
誰だって、嘘つきでわがままで人を傷つけたり裏切るような人とは付き合いたくないはず。

欠点を個性だと勘違いしている人が多いですが、欠点は欠点で個性ではありません。

直すことは大変だと思いますが、欠点を出さないように心がけることすらしない人は、結局は自分が一番かわいいだけの人。
そんな人と、どうやって恋愛や友情を築けるというのでしょうか?

善き行いをすることは、自分の美しさのためにも、望むような人と出会うためにも大切なことです。
外見を悩んだりするよりも、心が美しくなるべきことに重きを置き、毎日を過ごしましょう。

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